2018/09/10 20:30

第102回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問123 Q. 50歳代の夫婦が、家庭菜園で栽培したナスを入れたスパゲティーを食べたところ、ふらつき、ろれつがまわらない、意識混濁などの症状を呈し、救急外来を受診した。摂取したナスは、チョウセンアサガオに接木して栽培したとのことであった。このナスに含まれるチョウセンアサガオ由来の有害成分として考えられるのはどれか。
選択肢|1. アコニチン 2. アミグダリン 3. スコポラミン 4. チャコニン 5. ℓ-ヒヨスチアミン(論点:食中毒)

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松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問102-123【衛生】論点:食中毒 チョウセンアサガオ / スコポラミン・ヒヨスチアミン

 こんにちは!薬学生の皆さん。BLNtです。解説します。薬剤師国家試験の衛生から食中毒を論点とした問題です。第102回薬剤師国家試験問123(問102-123)は、論点「食中毒」から、チョウセンアサガオ由来の有害成分を問う問題でした。正答を、選択肢から選ぶ形式での出題です。設問の冒頭に症例が詳細に記載されていますが、ここで焦ってはいけません。症例付きの設問の場合、「結語から読む」アプローチが原則です。落ち着いて結語を読みましょう。

結語:チョウセンアサガオ由来の有害成分(として考えられるの)はどれか

上記の設問に限っては、選択肢から正答を選ぶ上で、末節を除いた結語の構文のみ(【対象】の【目的物】はどれか)が、必要な情報です。設問の冒頭の症例(実際にあった食中毒事例)については後述します。
チョウセンアサガオ有害成分について、最新の科学的根拠が記載された参考資料としては、厚生労働省のホームページ(HP)「厚生労働省|自然毒のリスクプロファイル 植物性自然毒 / チョウセンアサガオ類1【詳細版】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000060246.html 」および「厚生労働省|自然毒のリスクプロファイル 植物性自然毒 / チョウセンアサガオ類2【詳細版】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000061069.html 」に、情報がわかり易く整理してありました。詳細は、上記、厚生労働省HPをご参照ください。上記HPによれば、チョウセンアサガオには2つの分類があり、ひとつはナス科チョウセンアサガオ属のDatura metel L.(チョウセンアサガオ / 別名 : キチガイナスビ、マンダラゲ)であり、もうひとつは、ナス科ブルグマンシア属のBrugmansia spp.(キダチチョウセンアサガオ / 園芸植物名:エンジェルストランペット)です。設問へのアプローチの戦略として、チョウセンアサガオがナス科であることに着目しましょう。
主な中毒症状は、口渇、瞳孔散大、意識混濁、心拍促進、興奮、麻痺、頻脈などで、摂取後30分から口渇、体のふらつき、嘔気、倦怠感、眠気などの症状が発現します。チョウセンアサガオは、オクラと誤認される、根がゴホウと誤認される、などの誤食で食中毒になる事例があります。間違いやすい野菜などの近くでの栽培を避ける必要があります。農研機構|写真で見る家畜の有毒植物と中毒 目次>アトロピン http://www.naro.affrc.go.jp/org/niah/disease_poisoning/plants/contents.html に、チョウセンアサガオに分類される植物の葉、果実、花の写真と解説が、わかりやすく掲載されていました。より深く学習したい人は、併せて写真を確認しておくとよいです。
上記、厚生労働省のリスクプロファイルおよび農研機構の解説によれば、チョウセンアサガオの毒性成分は、主に葉に含まれるℓ-ヒヨスチアミン(ℓ-hyoscyamine)、および主に種子に含まれるスコポラミン(scopolamine)です。ヨウシュチョウセンアサガオの葉はマンダラ葉と呼ばれ、医療用医薬品(抗コリン剤)の有効成分である硫酸アトロピンの製造原料です。アトロピン(atropine / dl- hyoscyamine)はℓ-ヒヨスチアミンの保管および抽出過程で生成するラセミ体です。アトロピンおよびスコポラミン、ℓ-ヒヨスチアミンはトロパン骨格を有することが特徴で、トロパンアルカロイドと呼ばれ、副交感神経抑制ならびに中枢神経興奮作用を示します。食中毒症状は、主にトロパンアルカロイドの薬理作用機序に起因します。アトロピンおよびスコポラミンの主な薬理作用は、ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断作用 / 抗コリン作用です(追記および図3参照)。トロパンアルカロイドは、チョウセンアサガオ以外にも、ヒヨス(Hyoscyamus niger)、ベラドンナ(Atropa belladonna)、ハシリドコロ(Scopolia japonica)などのナス科の植物に含まれます。


図1 チョウセンアサガオによる食中毒の概要 ※まとめと作図:松廼屋|論点解説(第102回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問123)より 出典:厚生労働省|自然毒のリスクプロファイル 植物性自然毒 / チョウセンアサガオ類1【詳細版】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000060246.html 、チョウセンアサガオ類2【詳細版】

近年の食中毒事例のうち、チョウセンアサガオが病因食品とされたものは、3年間(2015-2017)の合計で12人となり、植物性自然毒の原因食品の中では第8位でした(※きのこを種類別に分類)。厚生労働省|食中毒>4.食中毒統計資料(3)過去の食中毒事件一覧(2015-2017) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html によれば、植物性自然毒による食中毒のうち、3年間の患者数の合計の第10位までは、患者が多いほうから順番に、ジャガイモ、きのこ / ツキヨタケ、スイセン、きのこ、きのこ / クサウラベニタケ、バイケイソウ、提供された食事 / 豆料理、チョウセンアサガオ、きのこ / テングタケ、イヌサフランで、それぞれの患者数の3年間の合計は、108、90、81、62、46、25、17、12、12、12(人)でした。図2に植物性自然毒による食中毒の原因食品別の月次推移を2015 - 2017年のそれぞれの患者数で示しました。

図2 食中毒発生状況|疾病者数 / 植物性自然毒(上位20位|2015 - 2017)|厚生労働省 ※集計と作図:松廼屋|論点解説(第103回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問124)より ※論点解説で使用している食中毒統計のグラフを作成できるデジタルコンテンツダウンロード商品を、ご購入いただくことができます。こちら > オリジナルデータベースとピボットテーブル・ピボットグラフが付帯 Matsunoya's original database #BlNt_Excel30001|Microsoft Excel book (731KB) & PDF (1.3MB) https://matsunoya.thebase.in/items/12058961

設問の冒頭にある症例について解説します。上記の症例は、実際にあった食中毒事例報告を参考に作問されたと推察されます。厚生労働省HP / チョウセンアサガオ類1の「その他の参考になる情報」に記載された科学文献「J-Stage|大城ら, チョウセンアサガオに接木したナスによる食中毒事例, 食品衛生学雑誌, 49(5), 376-379 (2008) DOI; https://doi.org/10.3358/shokueishi.49.376 」の抄録によれば、家庭菜園で栽培したナスの入ったスパゲティーミートソースを摂食した夫婦が、ふらつき、ろれつがまわらない、意識混濁などの症状を呈し、相次いで救急診療を受診、ナスはチョウセンアサガオに接木したもので、食品残品と患者血清からスコポラミンアトロピンが検出されました。本事例は沖縄県初チョウセンアサガオ関連食中毒事例であり、接木による食中毒事例本邦初の報告と思われる、とのことです。上記、科学文献の「はじめに」によれば、2006年5月に発生し、非常にまれな食中毒事例であったため報告したとの記載があります。考察には、診察当初は、夫婦ともに脳梗塞等が疑われ経過観察となった旨の記載があり、所見で見られた症状からは、脳梗塞が第一選択の診断であったことがうかがえます。その後、夫婦が時間差を置いて同様の症状を訴えていたことが判明し、そこで初めて、食中毒が疑われ、自宅での聴取や記載の分析等から診断へとつながったことが読み取れます。ファーストオーサーの大城 直雅氏は、沖縄県衛生環境研究所の所員であり、上記文献は、都道府県の衛生試験所の仕事を知る上で、希少性、話題性があって興味深い報告です。科学的な新規性のみならず、社会科の職場見学、薬剤師の仕事の紹介のような読み物としても、薬学生にとっては有用です。お時間があれば、オリジナルの文献(フリーアクセス DOI: https://doi.org/10.3358/shokueishi.49.376 )を一読することをお勧めします。
真面目に意見を言えば、再発の可能性が低い稀な症例から正答を問うことは、薬剤師のコンピテンシーを国家が判別して認定する目的で、1問に対し2.5分間で解くことを要求している薬剤師国家試験の薬学理論問題に取り上げる観点からは、「指針」への適合性や医学的な正しさ、また、資格試験における今後の各論的な妥当性のある方向性の判断から、この問題だけではありませんが、検出力の低下を招き、何のコンピテンシーを判別しようとしているのか不明になる残念な結果を招く懸念があります。作問の段階で、責任の所在を明確にして、組織的に必要十分な注意喚起をする等、再考を促すことによって、今後の医療や公衆衛生の担い手を輩出するための良い潮流が生まれることを願います。国民みんなの健康と公衆衛生のためですから、あるべき姿と現状との間のギャップが、どこにどれだけ存在するのかについて、気づきを促すことは大事です。言いましょう。

ポイント|
【A】は【B】に分類され、主な中毒症状は【C】である。摂取後【D】から【E】などの症状が発現する。【A】は【F】などの誤食で食中毒が発生する。毒性成分は【G】の【H】で、主な作用機序は【I】である。【G】は【A】以外にも【J】などの【K】の植物に含まれる。

A. チョウセンアサガオ
B. ナス科 / チョウセンアサガオ属・ブルグマンシア属
C. 口渇、瞳孔散大、意識混濁、心拍促進、興奮、麻痺、頻脈
D. 30分
E. 口渇、体のふらつき、嘔気、倦怠感、眠気
F. オクラと誤認される、根がゴホウと誤認される
G. トロパンアルカロイド
H. アトロピンおよびスコポラミン、ヒヨスチアミン
I. ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断作用による抗コリン作用に起因する副交感神経抑制ならびに中枢神経興奮作用
J. ヒヨス、ベラドンナ、ハシリドコロ
K. ナス科

では、問題を解いてみましょう!すっきり、はっきりわかったら、合格です。
第102回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問123 Q. 50歳代の夫婦が、家庭菜園で栽培したナスを入れたスパゲティーを食べたところ、ふらつき、ろれつがまわらない、意識混濁などの症状を呈し、救急外来を受診した。摂取したナスは、チョウセンアサガオに接木して栽培したとのことであった。このナスに含まれるチョウセンアサガオ由来の有害成分として考えられるのはどれか。
選択肢|1. アコニチン 2. アミグダリン 3. スコポラミン 4. チャコニン 5. ℓ-ヒヨスチアミン(論点:食中毒)

追記1|
アトロピン・スコポラミンは、以下に示すように「薬理」の論点として薬剤師国家試験のテーマに取り上げられます。合わせて覚えておくとよいです。
■ 薬理 / アトロピンの論点
自律神経系に作用する薬|
ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断 / 抗コリン / 平滑筋弛緩・分泌抑制・頻脈
瞳孔括約筋弛緩 / 散瞳
毛様体筋弛緩 / 緑内障禁忌
循環器系に作用する薬|
洞房結節 ムスカリン性アセチルコリンM2受容体遮断 / Giタンパク質共役型 / ATP感受性K+チャネル 開口 / 抑制
徐脈改善
消化器系に作用する薬|
抗コリン / Oddi括約筋れん縮抑制
急性膵炎疼痛治療(モルヒネ併用)※モルヒネはOddi括約筋れん縮
解毒
ネオスチグミン過量投与 / コリン作動性クリーゼ の治療 / ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断
■ 薬理 / スコポラミンの論点
自律神経系に作用する薬|ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断 / 抗コリン


図3 チョウセンアサガオによる食中毒の概要 / アトロピンの薬理作用 ※まとめと作図:松廼屋|論点解説(第102回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問123)より
追記2|
食中毒統計(2017-2018) 植物性自然毒を追加します。


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第98回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問123 食品に由来する発がん物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。
選択肢
1. 亜硝酸と二級アミンからのニトロソアミンの生成は、pHが7付近で最も起こりやすい。
2. サイカシンは、体内でβ-グルコシダーゼによって代謝されたのちメチルカチオンを生じる。
3. ベンゾ〔a〕ピレンは、食品の焦げた部分などに含まれる多環芳香族炭化水素の一種である。
4. タンパク質を加熱したときに生成するGlu-P-1は、エポキシ体に代謝されて変異原性を示す。
5. ジャガイモを揚げたときなどに生成するアクリルアミドは、ヘテロサイクリックアミンの一種である。
(論点:食品に由来する有害物質)>>
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問98-123【衛生】論点:食品に由来する有害物質 1; ニトロソアミン
問98-123【衛生】論点:食品に由来する有害物質 2; サイカシン
問98-123【衛生】論点:食品に由来する有害物質 3; 多環芳香族炭化水素 / ベンゾ〔a〕ピレン
問98-123【衛生】論点:食品に由来する有害物質 4; ヘテロサイクリクアミン / Glu-P-1
問98-123【衛生】論点:食品に由来する有害物質 5; アクリルアミド
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