2019/07/11 18:45

第99回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問122 Q. 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において耐容上限量が設定されているビタミンはどれか。
1. ビタミンB1 2. ビタミンE 3. ビオチン 4. ビタミンC 5. ビタミンA
(論点:栄養素 / ビタミン 摂取基準)

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問99-122【衛生】論点:栄養素 / ビタミン 摂取基準

こんにちは!薬学生の皆さん。BLNtです。解説します。薬剤師国家試験の衛生から、栄養素を論点とした問題です。第99回薬剤師国家試験【衛生】薬学理論問題の問122(問99-122|論点:栄養素 / ビタミン 摂取基準)では、ビタミンについての理解を問われました。選択肢から正解を選ぶ薬学理論問題でした。

栄養素を論点とした問題は、問99-122以外にも毎年出題されます。「論点:栄養素」でくじけてしまうと、この先、衛生の問題を解いていくモティベーションにかかわりますので、勢いをつけておきましょう。栄養素を論点とした過去問題の対策を強化することは有効です。
薬剤師国家試験|論点:栄養素
問97-16、問97-121、問98-121、問99-122、問99-226、問99-227、問100-16、問100-226、問100-227、問101-16、問101-121など

問99-122では、栄養素からビタミンの摂取基準についての理解を問われました。苦手意識がある人も、この機会に食事の摂取基準 / ビタミンについての基礎を一緒に完全攻略しましょう!

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目次|

ビタミンの摂取基準 総論

ビタミンの摂取基準 各論
1|論点:ビタミンB1 / 摂取基準
2|論点:ビタミンE / 摂取基準
3|論点:ビオチン / 摂取基準
4|論点:ビタミンC / 摂取基準
5|論点:ビタミンA / 摂取基準

参考資料|

栄養素に関する最新の詳細な情報としては、厚生労働省ホームページの「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書 平成26年3月28日( http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000041824.html )に科学的かつ目的に合った情報が記載されていますので、一読することをお勧めします。報告書の総論(策定方針、策定の基本的事項、策定の留意事項、活用に関する基本的事項)から、2. 策定の基本的事項
2-1. 指標の概要の部分を読んでまとめると、栄養素の指標を論点とした設問の論点理解に役立つと思います。

ビタミンの摂取基準 総論|


栄養素の指標について解説します。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書によれば、各指標の目的は上記の図のようになります。すなわち、摂取不足の回避を目的として「推定平均必要量」および「推奨量」を設定します。また、過剰摂取による健康障害の回避を目的として「耐容上限量」を設定します。そして、生活習慣病の予防を目的として「目標量」を設定します。
栄養素の指標 / 概念図|

ビタミンは、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分かれます。一般的に、過剰症は蓄積による毒性なので、油に溶けやすい(=体内に蓄積しやすい)脂溶性ビタミンのほうが、水に溶けやすい(=体外に排泄されやすい)水溶性ビタミンよりも、懸念される場合が多いと考えられます。しかしながら、過剰摂取による健康障害の回避を目的として設定される耐容上限量は、脂溶性ビタミンだけではなく水溶性ビタミンに分類されるビタミンのいくつかにも設定されています。各栄養素の指標が設定されているものを、各論的に覚えるしかありません。ビタミン類で、耐容上限量が設定されているビタミンは、脂溶性ビタミンでは、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEです。一方、水溶性ビタミンで、耐容上限量が設定されているビタミンは、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸です。以下に、ビタミンの耐容上限量の設定の有無を示します。
耐容上限量の設定 / ビタミン|

1|論点:ビタミンB1 / 摂取基準


解説します。ビタミンB1は、水溶性ビタミンです。ビタミンB1の化学名はチアミンです。食事摂取基準はチアミン塩酸塩量として設定されました。ビタミンB1は、補酵素型のチアミンジリン酸(TDP)として、グルコース代謝と分枝アミノ酸代謝に関与しています。ビタミンB1欠乏により、神経炎、脳組織障害が生じます。ビタミンB1欠乏症は、脚気とウェルニッケ-コルサコフ症候群が知られています。一方、ビタミンB1過剰症としては、頭痛、いらだち、不眠、速脈、脆弱化、接触皮膚炎、かゆみなどの症状が現れます。

成人・小児(推定平均必要量、推奨量)|

水溶性ビタミンは、一般的に必要量を超えると、尿中排泄が認められるようになります。尿中ビタミンB1排泄が増大し始める摂取量を、推定平均必要量とします。ビタミンB1は、エネルギー代謝に関与するビタミンであることから、エネルギー摂取量当たりのビタミンB1摂取量と尿中へのビタミンB1排泄量との関係から推定平均必要量を算定し、具体的には、18か国から報告された類似のデータをまとめた結果からチアミンとして 0.35 mg/1,000 kcal、チアミン塩酸塩量としては 0.45 mg/1,000kcalを 1~69 歳の推定平均必要量算定の参照値とし、対象年齢区分の推定エネルギー必要量を乗じて推定平均必要量を算定しており、推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数 1.2を乗じた値としています。

過剰摂取の回避 / 耐容上限量の設定|

50 mg/kg 体重/日以上(3,000 mg/日以上)のチアミン塩酸塩の慢性的な摂取は成人において、様々な毒性を示唆する臨床症状を示すことが報告されています。例えば、10 gのチアミン塩酸塩を2週間半の間、毎日飲み続けたところ、頭痛、いらだち、不眠、速脈、脆弱化、接触皮膚炎、かゆみが発生し、摂取を中止したところ、2日間で症状は消えたことが報告されています。しかしながら、耐容上限量を算定できるデータは十分ではなかったことから、ビタミンB1の耐容上限量の設定はありません。

2|論点:ビタミンE / 摂取基準


解説します。ビタミンEは、脂溶性ビタミンです。ビタミンEには、4種のトコフェロールと4種のトコトリエノールの合計 8種類の同族体が知られており、クロマノール環のメチル基の数により、α-、β-、γ-及びδ-体に区別されています。血液及び組織中に存在するビタミンE同族体の大部分がα-トコフェロールであるため、α-トコフェロールのみを指標にビタミンEの食事摂取基準を策定し、α-トコフェロールとして表されます。ビタミンEは、生体膜を構成する不飽和脂肪酸あるいは他の成分を酸化障害から防御するために、細胞膜のリン脂質二重層内に局在します。動物におけるビタミンE欠乏実験では、不妊、脳軟化症、肝臓壊死、腎障害、溶血性貧血、筋ジストロフィーなどの症状を呈し、他方、過剰症としては、出血傾向が上昇します。通常の食品からの摂取においては、ビタミンE欠乏症・過剰症は発症しません。

目安量の設定|

日本人を対象として摂取量と血中α-トコフェロール濃度を測定した報告で血中濃度の平均値は22μmol/L以上に保たれており、その集団の摂取量の平均値は5.6~11.1 mg/日でした。また、これらの値は、平成22年、23 年国民健康・栄養調査における対応する性別及び年齢階級ごとの摂取量の中央値(男性 6.2~6.8 mg/日、女性 5.5~6.6 mg/日)に近いことから、現在の日本人の摂取量(中央値)程度を摂取していればビタミンEの栄養状態に問題がないことが示唆されました。そこで、推定平均必要量と推奨量ではなく、目安量を設定することとし、平成 22 年、23 年国民健康・栄養調査における性別及び年齢階級ごとの摂取量の中央値を基に目安量を設定しました。血中α-トコフェロール濃度が12μmol/L 以上に保たれることが期待できる摂取量として、男性 6.5 mg/日、女性 6.0 mg/日を目安量としました。

過剰摂取の回避 / 耐容上限量の設定方法|

ビタミンEの耐容上限量を設定する場合、出血作用に関するデータが重要です。これまでα-トコフェロールを低出生体重児に補充投与した場合、出血傾向が上昇することが一部示されています。一方、健康な成人男性(平均体重 62.2 kg)においては 800 mg/日のα-トコフェロールを 28日間摂取しても、非摂取群に比べて血小板凝集能やその他の臨床的指標に有意な差は見られなかったとの報告があり、このことから、健康な成人のα-トコフェロールの健康障害非発現量は、現在のところ 800 mg/日と考えられます。ビタミンEに対する最低健康障害発現量は現在のところ存在しないことから、不確実性因子を1として、小児を含め、800 mg/日と参照体重を用いて体重比から性別及び年齢階級ごとに耐容上限量を算出し、外挿のもととなる体重は62.2 kgを用いました。

3|論点:ビオチン / 摂取基準


解説します。ビオチンは、水溶性ビタミンです。食事摂取基準は、ビオチン量で設定されています。d-異性体のみが生理作用を有します。ビオチンは、ピルビン酸カルボキシラーゼの補酵素であるため、欠乏すると乳酸アシドーシスなどの障害が起きます。ビオチンは、抗炎症物質を生成することによってアレルギー症状を緩和する作用があります。ビオチン欠乏症は、リウマチ、シェーグレン症候群、クローン病などの免疫不全症だけではなく、1型及び2型の糖尿病にも関与しています。ビオチンが欠乏すると、乾いた鱗状の皮膚炎、萎縮性舌炎、食欲不振、むかつき、吐き気、憂鬱感、顔面蒼白、性感異常、前胸部の痛みなどが惹起されます。

成人・小児(目安量)|

推定平均必要量を設定するに足る実験データはないので、トータルダイエット法による値を採用し、成人(18~69歳)の目安量を 50μg/日としています。一日当たりのビオチン摂取量は、トータルダイエット法による調査では、アメリカ人で 35.5μg/日 128)、日本人で 45.1μg/日 129)や 60.7μg/日 130)などの報告があります。

過剰摂取の回避 / 耐容上限量の設定|

健康な人においては、十分なデータが得られていないので、耐容上限量は設定されていません。なお、ビオチン関連代謝異常症の患者において、1 日当たり 200 mgのビオチンが経口投与され、健康障害などの報告はありませんでした。

4|論点:ビタミンC / 摂取基準


解説します。ビタミンCは、水溶性ビタミンです。食事摂取基準は、アスコルビン酸量として設定しています。ビタミンCの通称名は L-アスコルビン酸、あるいはアスコルビン酸で、食品中でもたんぱく質などと結合せず、還元型の L-アスコルビン酸(AsA)または酸化型の L-デヒドロアスコルビン酸(L-dehydroascorbic acid;DAsA)として遊離の形で存在します。ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須です。ビタミンCが欠乏すると、コラーゲン合成ができないので血管がもろくなり出血傾向となります。また、ビタミンCが欠乏すると、壊血病となります。壊血病の症状は、疲労倦怠、いらいらする、顔色が悪い、皮下や歯茎からの出血、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などです。ビタミンCには抗酸化作用があり、生体内ではビタミンEと協力して活性酸素を消去し細胞を保護しています。

成人・小児(推定平均必要量、推奨量)|

喫煙者は非喫煙者よりもビタミンCの必要性が高く、同様のことは受動喫煙者でも認められています。該当者は、まず禁煙が基本的対応であることを認識し、同年代の推奨量以上にビタミンCを摂取することが推奨されます。成人では,ビタミンCを1 日 6~12 mg 摂取していれば壊血病は発症しません。一方、心臓血管系の疾病予防効果並びに有効な抗酸化作用は、血漿ビタミンC濃度が 50μmol/L 程度であれば期待できることが疫学研究並びに in vitro 研究で示されています。メタ・アナリシスでは、血漿ビタミンC濃度を 50μmol/L に維持する成人の摂取量は 83.4 mg/日であることが示されています。そこで、ビタミンCは壊血病の予防を指標とはせず、心臓血管系の疾病予防効果並びに有効な抗酸化作用を指標として、83.4 mg/日の摂取量を成人(18~29 歳)の推定平均必要量とし、推奨量は、推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。

過剰摂取の回避 / 耐容上限量の設定|

健康な人がビタミンCを過剰に摂取しても消化管からの吸収率が低下し、尿中排泄量が増加することから 、ビタミンCは広い摂取範囲で安全と考えられています。したがって、耐容上限量は設定していません。ただし、腎機能障害を有する者が数gのビタミンCを摂取した条件では腎シュウ酸結石のリスクが高まることが示されています。ビタミンCの過剰摂取による影響として最も一般的なものは、吐き気、下痢、腹痛といった胃腸への影響です。1 日に3~4 gのアスコルビン酸を与えて下痢を認めた報告があります。ビタミンCの摂取量と吸収や体外排泄を検討した研究から総合的に考えると、通常の食品から摂取することを基本とし、いわゆるサプリメント類から1 g/日以上の量を摂取することは推奨できません。

5|論点:ビタミンA / 摂取基準


解説します。ビタミンAは、脂溶性ビタミンです。ビタミンAは、レチノイドともいいます。末端構造によりレチノール(アルコール)、レチナール(アルデヒド)、レチノイン酸(カルボン酸)に分類されます。経口摂取した場合、体内でビタミンA活性を有する化合物は、レチノールやレチナール、レチニルエステル、並びにβ-カロテン、α-カロテン、β-クリプトキサンチンなどおよそ50種類に及ぶプロビタミンAカロテノイドが知られています。ビタミンAの食事摂取基準の数値は、レチノール相当量として示され、レチノール活性当量(retinol activity equivalents:RAE)という単位で算定されています。レチノールとレチナールは、網膜細胞の保護作用や視細胞における光刺激反応に重要な物質です。レチノイン酸は、転写因子である核内受容体に結合して、その生物活性を発現するものと考えられます。ビタミンAが欠乏すると、乳幼児では角膜乾燥症から失明に至ることもあり、成人では眼所見として暗順応障害が生じ、やがて夜盲症になる。角膜上皮や結膜上皮の角質化によって角膜や結膜が肥厚し、ビトー斑という泡状の沈殿物が白眼に現れます。また、皮膚でも乾燥、肥厚、角質化が起こります。その他、成長阻害、骨及び神経系の発達抑制、上皮細胞の分化・増殖の障害、皮膚の乾燥・肥厚・角質化、免疫能の低下や粘膜上皮の乾燥などから感染症にかかりやすくなります。

成人(推定平均必要量、推奨量)|

9.3 μgRAE/kg体重/日を摂取することにより、ビタミンA欠乏症状を示さないで肝臓内ビタミンA貯蔵量の最低値を維持できるため、この値を推定平均必要量の参照値とします。推定平均必要量の参照値である9.3 μgRAE/kg体重/日と参照体重から概算すると、18歳以上の成人男性のビタミンAの推定平均必要量は550~650 μgRAE/日、18歳以上の成人女性は450~500 μgRAE/日とされます。推奨量は、個人間の変動係数を20%と見積もり、推定平均必要量に推奨量算定係数1.4を乗 じ、成人男性は、800~900 μgRAE/日、成人女性は、650~700 μgRAE/日としています。

妊婦・授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)|

ビタミンAは体内で合成できません。胎児の発達にとっては必須の因子です。ビタミンAは胎盤を経由して母体から胎児に供給されているので、妊婦のビタミンA必要量を考える場合、胎児へのビタミンAの移行蓄積量を付加する必要があります。37~40週の胎児では、肝臓の ビタミンA蓄積量は1,800 μg程度で、この時期の体内ビタミンA貯蔵量を肝臓蓄積量の2倍として、3,600 μgのビタミンAが妊娠期間中に胎児に蓄積されます。母親のビタミンA吸収率を70%と仮定し、最後の3か月でこの量のほとんどが蓄積されます。したがって、初期並びに中期における付加量を0とし、後期における付加量(推定平均必要量)は丸め処理を行った60 μgRAE/日としています。後期における付加量(推奨量)は個人間の変動係数を20%と見積もり、推定平均必要量に推奨量算定係数1.4を乗じ丸め処理を行って80 μgRAE/日としました。授乳婦の場合には、母乳中に分泌される量を付加することとし300 μgRAE/日を付加量(推定平均必要量)としました。付加量(推奨量)は、個人間の変動係数を20%と見積もり、推定平均必要量に推奨量算定係数1.4を乗じ丸め処理を行って450 μgRAE/日としました。

乳児(目安量)|

母乳中のビタミンA濃度(初乳を含めた分娩後6か月間の母乳の平均値411 μgRAE/L)に基準哺乳量(0.78 L/日)を乗じると、母乳栄養児のビタミンA摂取量は320 μgRAE/日となるため、300 μgRAE/日を0~5か月児の目安量とし、6~11か月児については、0~5か月児の目安量を体重比の0.75乗で外挿し、400 μgRAE/日を目安量としました。

耐容上限量|

過剰摂取による健康障害が報告されているのは、サプリメントあるいは大量のレバー摂取などによるものです。ビタミンAの過剰摂取により、血中のレチノイン酸濃度が一過性に上昇します。過剰摂取による臨床症状の多くは、レチノイン酸によるものと考えられています。ビタミンAの過剰摂取による臨床症状としては頭痛が特徴です。急性毒性では脳脊髄液圧の上昇が顕著であり、慢性毒性では頭蓋内圧亢進、皮膚の落屑、脱毛、筋肉痛が起こります。成人では肝臓へのビタミンAの過剰蓄積による肝臓障害を指標にし、最低健康障害発現量を13,500 μgRAE/日とし、不確実性因子を5として耐容上限量は2,700 μgRAE/日としました。

以上、栄養素の指標と、欠乏症・過剰症との関係を、自分なりにまとめて理解しておこう。

追記|

基準が策定されている指標を各栄養素ごとに厚生労働省の上記報告書から一覧で示します。より深い学びとしては、生活習慣病と目標量との関係を理解し、目標量が設定された栄養素を覚え、また、ビタミンと並んで、ミネラルの欠乏症、過剰症および必要な量、耐容上限量は薬剤師国家試験の論点となりますので、まとめておくとよいです。

基準を策定した栄養素と設定した指標(1 歳以上)


出典:厚生労働省ホームページ|日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会 報告書 I 総論(策定方針、策定の基本的事項、策定の留意事項、活用に関する基本的事項) 表3

YouTube|※論点解説動画で予習・復習ができます。
※再生リストから順番に連続してご覧いただくことができます。

YouTube再生リスト|走る!「衛生」論点:栄養素 https://www.youtube.com/playlist?list=PLuPATLvMiAKpdVT90e8Ych_f4rv7ONH4R

走る!「衛生」Twitter Ver. 栄養素/第99回-問122|薬剤師国家試験対策ノート


ポイント|

厚生労働省の「【A】策定検討会」報告書によれば、【B】としては、【C】を目的として【D】および【E】を設定する。また、【F】による【G】の回避を目的として「【H】」を設定する。そして、【I】の予防を目的として「【J】」を設定する。【H】が設定されているビタミンは、【K】ビタミンでは、【L】であり、一方、【M】ビタミンでは、【N】である。

A. 日本人の食事摂取基準(2015年版)
B. 栄養素の指標
C. 摂取不足の回避
D. 推定平均必要量
E. 推奨量
F. 過剰摂取
G. 健康障害
H. 耐容上限量
I. 生活習慣病
J. 目標量
K. 脂溶性
L. ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE
M. 水溶性
N. ナイアシン、ビタミンB6および葉酸

では、もう一度、問99-122を解いてみてください。すっきり、はっきりわかれば、合格です!
第99回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問122 Q. 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において耐容上限量が設定されているビタミンはどれか。
1. ビタミンB1 2. ビタミンE 3. ビオチン 4. ビタミンC 5. ビタミンA
(論点:栄養素 / ビタミン 摂取基準)

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