2017/03/22 14:31

当店の開発品、高機能LMS e-ラーニング商品のラインナップ

小さい店ながら、学習効果が高い、仕上がりの品質が高いものを揃えております。自分自身が使いたいと思う程度に、楽しく効果的なものしか作らないことにしているから、というところもあります。

このブログでは、高機能LMS e-ラーニング商品開発の経緯をご紹介いたします。

この事業(医薬系e-ラーニングコンテンツの企画開発と、販売、それに付随するe-ラーニングサービス)は、小さな塾のような、しかしまったく新しい形の教育環境の1つと思っていただいてよいかと存じます。クラウドサービスと、それぞれの機能が特化した複数のプラットフォームを連携させて、効率的で質の高い職業能力訓練や教育を、場所や時間にとらわれずに享受できる学習環境をご提供したい、そんな夢から始まった開発型の事業です。
代表の滝沢が製薬企業で培ったR&Dのノウハウと医薬に関する情報収集・情報操作能力を、医薬従事者の教育環境の向上に役立てられるのでは、と始めました。ナレッジマネジメントシステムの構築と運営に携わることをライフワークとすることにも興味がありました。
事業を始めるにあたり、昨年の3月にまず、e-ラーニングに必要なプラットフォームの選定に取りかかりました。ラーニングマネージメントシステム(LMS)と呼ばれる教育機能が充実したプラットフォームを、コンテンツ制作販売の個人商店で運営するためです。現在、多くのLMSが日本で開発され使われています。情報を集め、複数のLMSから、松廼屋は、株式会社プロシーズ( https://www.pro-seeds.com/ )のLMSであるラーニングウエア(Learning Ware https://www.pro-seeds.com/lms/)を導入することにしました。
理由はいくつかあります。業務提携先の規模、人材、開発力、サポート力、プラットフォームが載るサーバの安全性、安定性、様々な企業等のLMS導入実績、運営コスト、その他、企業情報とLMSプラットフォームの仕様等の情報はもちろん、LMS内部機能が、当店で運営するe-ラーニングの規模、コンテンツの構成や内容、学習期間等、条件とマッチするかどうかとか、いろいろ検討した結果、昨年4月に株式会社プロシーズLMSの使用契約を締結しました。
製薬企業にいたころ、医薬品開発や品質設計のプロジェクトのキックオフにあたり、プロジェクト実現に必要な基盤整備のために、機器やリレーショナルデータベースを導入する際に、色々な人とかかわりあいながら書いた導入理由書や選定理由書、仕様書が思い返されます。
話題がそれますが、ほんの数年前に気づいたのですが、意外とR&D職じゃないと「永遠にできない」事ってあるんです。今、R&D職に進もうとしている人には助言したい事です。「あなただから成し遂げられることがあるんですよ」と。
そういうことで、松廼屋の強みは目的実現に集中できるトータルの開発力です。e-ラーニングコンテンツの企画開発の話は、また別の機会にお届けできればと思います。
コンセプトどおりの商品かどうか、当店のe-ラーニングを経験してみていただくことが一番と思っております。ワンストップで、お客様にお届けできる品の良い商品を用意しております。松廼屋 Mats.theBASE  https://matsunoya.thebase.in/
どうぞ、ご興味を持たれたe-ラーニングのご購入を一度ご検討ください。

医薬系ウェブコンテンツ制作販売 松廼屋  MATSUNOYA

代表 滝沢幸穂 (Yukiho Takizawa) phD Facebook: https://www.facebook.com/Yukiho.Takizawa
大学では、薬学部でしたが、当時は臨床実習の単位は選択性だったので、なんと!臨床実習の単位を取っていません”(-“”-)” その分、医薬品の開発向きの職業能力訓練をよく受けて、よく勉強した(汗と涙の)思い出があります。そんな私から言われても説得力に欠けるかもしれませんけれど、今の薬学の教育は当時とは事情が変わってきていて、ただ、将来、医療従事者としてどんな職業を選ぶのであれ、薬学を学んだ人にとって、最も必須なことは、薬剤師の国家資格を取得することと思います。薬剤師にしかできない仕事があるからです。「薬剤師にしかできない仕事」は、日本国家の法律に規定されています。どんなキャリアを取っても、薬剤師にしかできないと法律に規定されている仕事があります。たとえば、製薬企業で、医薬品開発に従事するのであれば、その最高責任者である医薬品の場合の「医薬品等総括製造販売責任者」は、薬剤師にしかなれません。※引用:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 第十七条(医薬品等総括製造販売責任者等の設置)製薬企業では執行役員クラスの仕事です。執行役員が自身の役割を一部権限委譲することがありますが、当然、権限移譲される人材は薬剤師であることが望ましいです。法的に医薬品等総括製造販売責任者という薬剤師の職能が期待されているからです。大学病院であれば、病院の薬剤部門の部門長である薬剤部長は、当然薬剤師でなければできません。薬局であれば、薬局のすべての職員の指導監督にあたる、つまり人事マネージメント担当者をするのは薬剤師です。とにかく、薬局で人事マネージメントの管理職になれるのは、薬剤師だけという事です。
薬学を学ぶのであれば、そういった可能性をすべて携えて社会人となった方が、いいんじゃないかな、薬剤師になる薬学生が、もっと増えるといいな、本当に楽しく職業能力訓練を積んで、すがすがしく薬剤師の資格が取れたらいいな、そんな気持ちで、この事業を継続しています。

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